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肛門嚢(腺)

犬や猫には肛門嚢という人にはない肉食獣特有の器官があります。

スカンクやイタチが敵を撃退するために臭い液を飛ばすと言われていますがそれと同様の器官です。

肛門嚢は肛門の両側の皮膚のすぐ下にあります。極めて細い管によって肛門の両側に開口しています。

腺の分泌液はきわめて臭気が強く、大昔野生動物だったころには仲間や他の動物に対する合図に使われたものと思われています。

肛門嚢の分泌液は、排便の時やその他腹圧の上がったときなどに排泄されますが犬や猫では随意に分泌液を排泄しにくいので、肛門嚢内に多量の分泌液が貯留してしまうことがあります。

分泌液の停滞は細菌感染を引き起こしやすく、化膿性肛門嚢炎になることもあります。

肛門嚢内の化膿がひどくなると肛門嚢内に膿汁が貯留し膨れて膿瘍になることもあります。

さらに化膿が進むと膿汁内の細菌の毒素により肛門脇の皮膚が壊死して破れ大きな穴が開いて膿が漏出してきます。

肛門嚢に感染を起した場合には、床にお尻をすりつけて引きずる動作をしたり、尾や肛門周囲が異常に過敏になったり、肛門をしきりに舐めるなどの動作をします。

犬の肛門嚢炎

肛門嚢炎を予防するため分泌液を手指で絞り出しましょう!

肛門の両脇を手指で奥から手前に絞り出します。

茶褐色の非常に臭い分泌液が出てきます。

分泌液が血様だったり膿状だった場合には病院に治療に来て下さい。


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猫の肛門腺炎


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